【定期公演にご参加のみなさま】
博多伝統芸能館 定期公演
\アンケートはこちら/
ご参加の皆様ご回答をお願いいたします♬
≪プログラム ≫
1.演舞鑑賞
2.お座敷遊び体験
3.芸妓さんへの質問タイム
4.写真撮影(希望者のみ)
『博多芸妓』~Hakata Geigi~
博多に芸妓が登場したのは江戸時代の中頃以降とされています。大阪の芸妓が長崎の茶屋などに招かれて客を楽しませていましたが、長崎での滞在は百日以下と定められていました。そこで、一時的に博多などで稼ぎ、再び長崎へ戻っており、その中から博多に定住する者が出て、それが博多芸妓のルーツになったといわれています。
明治、大正時代には、博多の芸妓はおおらかできっぷがいいとの評判で世に知られ、2,000名を超える芸妓を抱え、料亭も東京の築地や日本橋と並び称されました。昭和初期には、金融恐慌のあおりを受けましたが、1937(昭和12)年には884名と昭和期のピークを記録しました。戦後、時代の移り変わりとともに芸妓の数も数十名に減少し、現在、博多券番の芸妓数は14名です。東京から師匠を招き、稽古をつけてもらうなど、少数精鋭で芸の精進を深めています。
《基礎用語》
芸妓は“地方”と“立方”で構成されています。
地方:伴奏の音楽(三味線など)を担当する人のこと
立方:舞を踊る人のこと
また、芸妓の見習いのことを“半玉(はんぎょく)”と言い、立方の半玉は華やかな振袖を着ています。